株主優待　配当　株式投資

どんなに素晴らしい株主優待株＆高配当株でも買いのタイミングを間違えると高値掴みになりかねません。

過去２年以上の株価の動きを調べる

人気の株主優待銘柄は、優待の権利日を基準に特徴のある値動きをする場合があります。１年間の株価の動きが、権利日直前で高値を付けるような傾向がある場合は要注意です。権利日付近で株価が急落する可能性があるからです。

インカムゲイン狙いの場合は、株価が急落する傾向があっても優待を手に入れ、そのまま株を保有し続ける戦略となります。それでも権利確定日直前の高値で買うよりは、１〜２ヶ月以上前のまだ株価が上昇し始めていないタイミングで買う方が望ましくなります。

キャピタルゲイン狙いの場合は、優待狙いの買いが入り始めた付近で買い、ピークの少し手前で売り抜けることになります。通常は権利確定日の１〜２ヶ月以上前に買い、権利確定日の数日前に売り抜けることになります。最近はこの方法が知られ、かなり早くから株価が上昇し始め、前倒しで売り抜ける動きもありますので要注意です。

権利確定日に対してパターンが無い株

株主優待があまり知られてなく、あるいは人気が無いために、権利確定日に対してあまり株価変動のパターンが明瞭ではない株もあります。それでも株主優待の利回りが高かったり、希少価値があったり、配当と合わせた総合利回りが高い場合は掘り出し物かもしれません。ある日突然噴く場合もありますので、期待を込めて投資しましょう。その場合も、前述したような調査は十分に行うようにして下さい。